遠征レポート

■10月30日〜11月14日・ブラジル遠征

vs Corinthians / vs ECB/Sao Bernardo / vs Intelli/Topper
vs AFF/Farroupilha / vs UCS/Cortiana / vs Carlos Barbosa


>>>11月1日(水) vs Corinthians ○5-2

 10月29日に行なわれた全日本フットサル選手権愛知県予選で北原、難波田、エンヒキ。今日の午前中の練習で松宮が怪我で出場できない苦しい状況での試合となりました。唯一の救いは外国人枠がないことぐらいか。
 不安な中での試合開始、スタメンは定永、森岡、ボラ、上澤、野嶋。無理に前には出ず、ハーフラインからディフェンスをするように指示があり、相手が前がかりのところを裏を狙うように意識して試合に入ることにしました。指示通りよりチャンスを多く作り出すことが出来、その中で上澤が左サイドをドリブル突破し中へ折り返したところをボラが合わせて先制点を奪いました。この点で一気にベンチも盛り上がりましたが、試合巧者のコリンチャンスも前半の終盤に同点に追いつき1ー1で前半終了となりました。ハーフタイムで前半のマークの受け渡しの修正を行いました。
  後半は相手が激しく前からディフェンスしてきたこともあり、コチラも単発な攻撃で終わり、ディフェンスの時間が長くなってきました。そして、定永がボールをキープしたところでプレッシャーをかけられ、クリアしたボールが相手に当たりゴールされ追加点を奪われました。時間はまだ10分ぐらいあるので、気持ちを切り換えて落ち着いてゲームをする事を意識させました。定永のロングスローから、森岡がキープしたところを倒されフリーキックをもらい、フリーキックの混戦から森岡が決め同点、さらに右サイドを森岡が突破し折り返しをボラがもう一度返してマルキーニョスがゴール。3ー2と逆転に成功しました。その後、コリンチャンスがパワープレーにでてきましたが、ベンチも一体となって声をかけ盛り上げて守り、逆に上澤とボラが追加点を上げ5ー2で勝ちました。コリンチャンスの選手の信じられないといった顔が印象的に映りました。明日は1勝同士でバネスパとグループ1位をかけての試合になります。


>>>11月2日(木) vs ECB/Sao Bernardo ●2-4

 お互いに1勝同士であり、6月のブラジル遠征でも対戦したECB/Sao Bernardoとの対戦になりました。前回もいい試合ができていたが残り8秒で勝ち越され2ー3で負けとても悔しい試合でした。今回は勝とうという強い気持ちで試合に入りました。スタメンは山田マルコス、上澤、野嶋、ボラ、森岡でスタート。ゆっくりした立ち上がりでしたが、上澤が右サイドをドリブルで突破しそのままゴールを決め先制点を奪いました。この先制点でECB/Sao Bernardoも目が覚めたのか、パスを速く回しマークをずらされすぐ同点にされてしまいました。さらに同じ型で追加点を奪われた事で、ディフェンスの対応をゾーンからマンツーマンに変えリズムを取り戻すことにしました。しかしなかなか得点できない時間が続き、さらに追加点を奪われ前半を1ー3で折り返しました。後半は前がかりの相手の裏のスペースを意識して攻撃することとボールを回すことを確認しました。
 後半序盤は良い形で攻撃出来たがシュートが入らない時間が続きました。我慢の時間が過ぎる中でのマルキーニョスのシュートのこぼれたところを上澤が決め1点差、さらにここから残り10分追い付き追い越せるとみんなが思った矢先にパスカットからそのまま持ち込まれゴールを決められてしまいました。ここからバネスパもパスを回すだけの時間を使うようになりなかなかボールが奪えない状況となり、残り3分で豊島をGKにしてパワープレーを行うが得点できず試合終了、2ー4で敗戦となりました。次の準決勝に向け気持ちを切り換えていきます。


>>>11月4日(土) vs Intelli/Topper ●2-8

 準決勝のIntelli/Topper戦。相手は優勝候補であり、前回は練習試合で0ー2での敗戦、今回はタイトルのかかった大事な試合となりました。試合前の控室にテレビカメラが入ったりアップの途中でインタビューされたりといつもと違う雰囲気のなか試合開始となりました。
 Intelli/Topperは試合開始から前から激しくディフェンスしてきてなかなかボールを前に運べない状況の中、ボールを奪われ先制点を与えてしまいました。なんとか攻めこむがシュートを打たせてもらえないまま追加点を奪われました。ピボォ当てから鮮やかな反転ボレーシュート、そこから連続3失点、ようやく森岡が1点返すが、前半は1ー5で終了となりました。前からのディフェンスの回避とオフェンスのバリエーションを確認して後半へ入りました。しかし前半同様なかなかボールを運べない時間が続きました。相手の速い動きについていけず、マークをずらされたところを狙われ3失点。残り3分で1点返すが試合終了、2ー8の完敗でした。チーム始動以来、手も足も出なかった完敗となりました。


>>>11月8日(水) vs AFF/Farroupilha ○5-4

 トッパーカップが終わり、今回の遠征も残すところ3試合となった初戦、ブラジルのリーガナショナルに所属し、昨シーズン10位のファフォピージャと対戦しました。シーズン終了とともに選手も入れ替わっていますが、ブラジルのトップリーグで戦った選手達との対戦は貴重な経験になることでしょう。ファフォピージャのホームスタジアムで19:30にキックオフしました。
  お互いに様子を見るような立ち上がりとなり、パスを回してシュートチャンスを伺うが、なかなか打たせてもらえない時間が続きました。こちらも体を張ったディフェンスで相手にチャンスを与えず、お互いにファールも少なく早く時間が過ぎた前半終了間際の18分、森岡のシュートパスを野嶋が決め大洋が先制することが出来ました。しかし40秒後に同点に追いつかれてしまい、このまま前半終了となりました。相手のディフェンス、こちらのディフェンスの仕方を確認して後半へ入りました。
  後半に入ると相手のスピードが速くなり、選手の入れ替わりも激しくどんどん動かれてマークがずれたところでシュートを打ってくるようになりました。その中で、後半序盤に逆転弾を決められてしまいました。しかしすぐに上澤の突破からラファエルが決めて同点に追いつきました。またすぐに引き離されるも、今度は上澤が決め相手をあわてさせていきました。さらに、ゴール前の混戦から森岡が決め勝ち越しゴール、残り9分で相手もキーパーが前に出てきてパワープレーを仕掛けてきました。ディフェンスも集中し相手も苦しんでいたところでしたが、ディフェンスにあたりコースが変わり不運にもゴールされ4−4となりました。残り3分、引き分けのような会場の雰囲気が出始めましたが、前からしつこくディフェンスし森岡が相手ボールをカットしそのままドリブルで持ち込み勝ち越しゴール!!残り10秒、Vゴールのような幕切れで5−4と勝利することができました。前回のインテリに完敗した後のゲームだっただけに相手がベストの状態ではありませんでしたが、勝つことができたのはチームにとってとても大きいと思います。しかし同じブラジルに来て同じような失点も多々あり今後、修正していかなくてはなりません。


>>>11月8日(水) vs UCS/Cortiana △2-2

 カシアスドスールに移動しての2試合目、ブラジルのリーガナショナル昨シーズン16位のチームであるUCS/Cortiana(ウックス)と対戦しました。しかしシーズン終了とともにブラジルの名将ミウチーニョを招き入れ、さらに選手も大幅に入れ替え、セザール・パウロをはじめブラジル代表クラスの選手も加入しまったく違ったチームになっています。チーム名のUCSは大学名の略称で大学がチームのスポンサーになっています。広大な大学の敷地内にあるUCSのホームコートにて20:00にキックオフしました。残念ながら、トップの選手は怪我あけの調整選手ぐらいの出場で、あとは普段出場機会の無い若い選手ばかりでしたが、セザール・パウロも前回の試合欠場のため今日の試合に調整で出場、そして若い選手達もいいところをアピールしようと気持ちの入ったプレーをしてきました。前半からお互いにリスクを背負わないパスを回す展開に、徐々にセザール・パウロにボールを入れられ何度か決定的なシュートを許しますが、シュートミスやバーに助けられる展開となりました。こちらの攻撃はカウンターしかできず苦しい時間になってくる中で、ゴール前でクリアしようとしたボールが相手選手に当たりゴールを与えてしまいました。なんとか相手の背後にボールを入れ起点を作ろうとしますが、フォローが遅れてなかなか攻撃ができない時間が続きました。その中で前半15分、相手ペナルティーエリア正面でボールを受けたマルキーニョスがそのままディフェンスを背負いながら左足でゴールに突き刺し、1−1の同点で前半終了しました。ハーフタイムで相手ピヴォ(セザール・パウロ)に対する対処を検討し、オフェンスの意識統一をして後半へ挑みました。
  後半に入りゾーンディフェンスを外に広げないで小さくピヴォに当てさせないように対処し、ボールを高い位置で奪うことができ始めるが、ラストパスの精度、シュートミスが重なり得点できないもどかしい状況が続きました。逆にこちらのディフェンスの対応に慣れてきて、巧くピヴォに当てられ、セザール・パウロに反転され左足一閃、強烈なゴールを決められてしまいました。残り時間はまだ13分もあり、気持ちを切り替えて試合を再開しました。相手が前がかりになってくるところを効果的なカウンターでチャンスをつかみ、ようやくラファエルが同点ゴールを奪いました。単発になっていた攻撃にみんなが足を動かしフォローして得点する事ができました。残り7分お互いに決定的な場面を作るがなかなかゴールできないまま試合終了となりました。勝利への執念で必死に喰らいつきましたが、勝ち越せず残念です。


>>>11月8日(水) vs Carlos Barbosa ○5-2

 カシアスドスールに移動しての3試合目、今回のカシアスドスール遠征の一番の目的でもある昨季ブラジルチャンピオンCarlos Barbosaとの試合を行ないました。残念ながらトップの選手は3人しかおらず、U-20の選手達が大半ということでしたが、そのかわりいいところを見せようと激しい戦いになりました。Carlos Barbosaのホームスタジアムにて20:15にキックオフしました。U-20の選手が中心とはいえさすが長年ブラジルでもトップクラスのクラブ、早いパス回しと激しくポジションチェンジを繰り返しこちらのディフェンスを混乱させ、何度も決定的な場面を作られ厳しい展開になりました。序盤の猛攻を耐えるとこちらも余裕が生まれボールを保持する時間も作れ、シュートチャンスを作り出せるようになりました。しかしマークがずれたところを狙われ先制を許してしまいました。まだ前半の中盤でしたのですぐに気をとりなおして攻撃に移り、前半終盤にマルキーニョスが決めて同点、さらに残り8秒で森岡が決め逆転といい形で前半を終了しました。ハーフタイムでもう一度ディフェンスの修正を行い、後半へ移りました。
  後半に入ると相手の動きに慣れたのもあり、高い位置でボールを奪いチャンスが増えてきました。そして相手が前に出てきたところをサインプレーで抜け出した北原が冷静に決めて3−1としました。ただし、2点差で気が抜けたのかすぐに失点し3−2。しかし高い位置でボールを奪いカウンターから森岡が決め4−2と再び2点差をつけました。その後も同じような形でマルキーニョスが決め5−2としました。後半の半ばぐらいからは攻め込まれることもさほどなくいい形で終わることができました。
  今回のカシアスドスール遠征では2勝1分と勝ち越せました。しかしトップチームとの試合は実現できませんでした。次回機会があり遠征できたとすると今度はトップチームと試合ができることでしょう。そのために今回の結果はとても大きなものとなったと思います。