遠征レポート

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/ 6月8日 / 6月9日 / 6月10日 / 6月11日


>>>6月2日(金)

 ニューヨークでの天候不良のため、予定より2時間出発が遅くなりました。
 サンパウロ空港にて今回のガイド役であるムライさんとボラ選手、マルキーニョス選手と合流。共に最初の滞在地となるorlandiaへ現地マイクロバスにて移動しました。試合観戦の予定時刻が10時から8時に変更になったことと、移動に約1日半かかったので予定のクリニックは後日に変更となりました。選手たちもさすがに疲労困憊だったようです。


>>>6月3日(土)

 朝の6:30に朝食を済ませ、8時から行われたIntelli/Topper -SP vs Sao Caetano FutsalによるorlandiaのTV大会決勝を観戦しました。両チームの応援が激しくスタジアム内の熱気も高まりつつある中、両チームのスピーディーな展開に選手たちも大興奮でした。結果は決定力の高かったIntelli/Topper -SPが6−3にて勝利し、優勝となりました。
 ホテルへ戻り、軽くトレーニングを行った後、今回の遠征の最初の試合が行われるRiberiado Pretoへ出発しました。
 19:15試合開始となったRiberiado Pretoとの初戦はスタメンにGK・山田マルコス、FP・北原、山田ラファエル、松宮、森岡の5人でスタートとなりました。ボラ・マルキーニョス両選手が合流して初めての試合、そしてとてもすべるコンクリートのピッチに選手たちは戸惑いながらもボールを回しながら様子を見るといった展開でした。豊島選手のゴールで先制するもその2分後には右サイドから強烈なシュートで同点とされ、さらにその3分後にも失点をし、前半を1−2で終了しました。
 後半のスタートはGK・定永、FP・北原、豊島、山田ラファエル、マルキーニョスの5人。前半とは違いお互いスピーディーな展開となりました。パスをつないでいただけの前半からドリブルや縦パスでの突破を繰り返すことでリズムをつかみ始めました。後半最初の得点は左サイドから森岡選手の折り返しをボラ選手が決めてまず同点に、さらに相手選手につかまれながらも森岡選手のスライディングシュートがきまり勝ち越しに成功。しかし、すぐにカウンターから失点とシーソーゲームになってきました。ボールをつなぎながらシュートまでの型は出来ていましたが、何度かチャンスを決めれずに時間が過ぎていきました。そして、マルキーニョス選手が左からゴール右スミへ強烈なシュートを叩き込みついに勝ち越し、相手チームがパワープレーにくるもそのまま試合終了、4−3で勝利となりました。
  初めてプレーしましたが、ボラ・マルキーニョス両選手共にチームプレーを意識してくれていたようで他の選手もやりやすかったのではと思います。もうすぐ日本で一緒にプレーできるかと思うと楽しみでなりません。


>>>6月4日(日)

 ブラジルLIGA FUTSAL 2006にて上位につけるIntelli/Topper -SPのU-20にあたるJubenilとの練習試合を行いました。今回のスタメンはGK・定永、FP・北原、豊島、山田ラファエル、マルキーニョスの5人でスタートとなりました。ブラジルの滑るピッチに対しての対応が出来ていない中で、自陣ゴール前でエンヒキ選手がスリップしパスカットされそのまま先制点を奪われました。それでもゲーム開始からボール支配率では上回っていたため、気を取り直して再度、試合を組み立て始めました。その中で、マルキーニョス選手が相手選手を引きずりながらも同点ゴールを決め、さらに右サイドの突破から逆サイドの豊島選手が滑り込みながらボールを押し込み逆転ゴールを決めました。
 後半に入っても前半のいい流れが続き、早いパス交換からマルキーニョス選手がゴール。その後も相手のファール覚悟の当たりに対しても落ち着いて対処でき、ボラ選手が追加点を決めました。しかし、カウンターから失点を許し相手チームの勢いが増してきたところを上澤選手がキーパーの股の間を抜くシュートで再度突き放しました。その後はお互いにカウンターの応酬となりましたが、両チームとも決めきれずそのまま試合終了、5−3で勝利しました。
 午後はIntelli/Topper -SのJubenilと試合をした会場にてLIGA FUTSAL 2006のIntelli/Topper -SP vs John Deere-RSの試合が行われ観戦しました。お互いに攻守の切り替えが早く、スピーディーでしかも正確に両チームとも試合を組み立てていきます。会場がIntelliのホームですので、John Deere-RSはアウェイの中でしたが、後半にサインプレーを連続で決めて逆転に成功しました。その後は Intelli/Topper -SPも個人技で突破しシュートまでもっていきますが、決定的なところを何回か外しそのまま試合終了、5−4でJohn Deere-RSの勝利となりました。スピード、力強さ、テクニック、激しさ、集中力、どれをとってもレベルの高いゲームで、さすがの上位決戦の試合でした。
  夜はIntelli/Topper -SPの監督であるRogerioによるクリニックを行いました。今回はディフェンスで細かい部分まで多く指摘されたので、今後、修正していかなければと思います。


>>>6月5日(月)

 昨日に引き続きIntelli/Topper -SPの監督であるRogerioのクリニックを行いました。今回はIntelli/Topper -SPのGKであるLavoisier選手も参加していただきました。フィールド、GKともに基本の大切さを再度感じるクリニックとなりました。
 夜にはブラジル遠征3試合目となるSERTAO ZINIHOとの対戦を迎えました。このチームはLIGA FUTSAL 2006に参戦中のIntelli/Topper-SPとも引き分けたことがあるとのことで、前半から気を引きしめスタートからプレスをかけることにしました。これがうまくいき、ファールが増え、前半8分の時点で4ファールになりましたが、プレスをかけ続けていたことで、リズムをつかみながら試合を進めることが出来ました。しかしながら相手チームのディフェンスも堅く、なかなかシュートを打たせてもらえません。その中で右サイドを突破され先制点を
奪われました。先制点を奪われた後はシュートまで持ち込めるようになり、相手選手のファールを誘い得たFKをマルキーニョス選手が直接叩き込みました。
  後半もリズムをつかみ攻勢をかけて、再びマルキーニョス選手のゴールが生まれ逆転となりました。終盤のピンチもベンチを含めた選手たち全員の気持ちで守り抜くことが出来、2−1勝利しブラジル遠征3連勝を飾りました。


>>>6月6日(火)

 午前中は本日対戦するIntelli/Topper -SPの練習を見学させていただきました。スピード、正確さ、判断力の速さなど参考になる部分が多かったです。
  そして、この遠征の最初のメインイベントであるLIGA FUTSAL 2006のチームとの対戦、しかも、現在上位につけるIntelli/Topper -SPとの対戦ということで、今までの3試合とは違い、ゲームが始まる前から緊張感が伝わるほど選手たちの気持ちが高ぶってきているのがわかりました。
 試合開始からIntelli/Topperの前からのプレスにボールは回せど前に進めない状況が続きました。少ないカウンターからシュートまで持っていけてもゴールを捕らえることが出来ないまま前半が終了しました。
 後半開始からまもなく左サイドから中央へのドリブルで突破を許し、トゥーキックでゴール左スミへ先制点を決められました。前半同様にカウンターでゴール前へ進むもうまくファールで止められてしまい、良い形でシュートを打たせてもらえず、遠目からのシュートもプレッシャーからか打たされている感じがあり、枠を捉えきれない状況が続きました。その中でIntelli/Topperのドリブル突破を許し右サイドをキーパーまでかわされて追加点を奪われました。結局、そのまま試合終了(0−2)となりブラジル遠征4試合目にして始めての敗戦となりました。ブラジルのトップチームとはまだまだ判断スピードに差があることを感じました。

>>>6月7日(水)

 本日もLIGA FUTSAL 2006に参戦中のSao Caetano Futsalと対戦しました。前日のIntelli戦とは違い、前から激しくプレッシャーを与えてくることもなく、お互いにゆっくりした立ち上がりで試合は始まっていきました。ボールは回すがなかなか崩せず、速攻からのチャンスを作るもシュートの精度に欠ける内容。中盤ぐらいから1対1の場面で激しさを増し、つぶしあいの様子が垣間見れました。
 後半に入りSao Caetanoも動きながらボールを回してきたので、マークのずれが少しずつ見られましたが、選手たちも集中力を切らさずフリーでは簡単にシュートを打たせないよう体を張って守りました。攻めてはサイドを突破し中央へ折り返す形を作るものの、なかなか合わせることが出来ずにいましたが、速攻から野嶋選手が左サイドをドリブルで駆け上がり中央の森岡選手へ、森岡選手はスライディングシュートでゴールへねじ込み、良い形で先制点を奪うことが出来ました。しかし、その後はSao Caetanoにボールを回され、マークが
ずれた一瞬の隙を付いてシュート、これが決まり同点に追いつかれました。激しさを増し、要所要所をファールで止められ、崩しきれない時間が続き、シュートを打つもバーやポストに嫌われてしまい、そのまま試合終了(1−1)となりました。
『勝てた』と思える試合内容で全体の精度を確認するいいきっかけになったゲームでした。

>>>6月8日(木)

 本日は地元の大学チームとの練習試合を行いました。前日、前々日のLIGA FUTSALの2チームと比べて、余裕のあるゲームを展開していきました。オフェンス、ディフェンスの連携や確認を行う良い機会になりました。
 その後はECB/Sao Bernardo-SP監督のTucaによるクリニックを行いました。Intelli/Topper -SP監督であるRogerioと同様の練習メニューで選手たちも生き生きとトレーニングに打ち込む姿が見られました。

>>>6月9日(金)

 再びLIGA FUTSAL 2006への参戦チームであるSao Paulo F.C./Santo Andre-SPとの対戦です。試合開始から選手たちの動きが重く、Sao Paulo F.C./Santo Andreの動きについていけない状況が続き、マークのズレをつかれ簡単に先制点を許してしまいました。ボール支配率の主導権を握られ、カウンターでしか対応できない状況が多くなりました。結局前半は動きの悪さから4連続失点、FKからエンヒキ選手が合わせて1点返すも
Sao Paulo F.C./Santo Andre
に追加点を奪われ1−5で前半を終了しました。
  ハーフタイムに修正点の確認をし、後半のスタートを迎えました。体が重い中で、カウンターの意識が統一され、選手たちはお互いカバーし合い、声を出し合い、なんとかSao Paulo F.C./Santo Andreに食いついていきました。シュート数も後半になり多くなってきましたが、Sao Paulo F.C./Santo AndreのGKのファインセーブもありゴールがなかなか決まりませんでした。残り3分のところでようやく森岡選手が1点返すもののそのまま
試合終了(2−5)となり、決定力の問題を再認識させられる『不完全燃焼』という形容がぴったりの試合でした。

>>>6月10日(土)

 今回の遠征最後の試合となったLIGA FUTSAL 2006に参戦中のECB/Sao Bernardo-SP戦では前日の出来の悪さを全員が意識しており、気持ちでカバーするといった部分が見られました。1対1の場面でも周りの選手たちでカバーし合い、相手のピヴォ当てに対しても体を張って守り、前半は1−0で終了しました。
 後半開始まもなく右サイドを突破されてしまいシュートをニアサイドへ決められてしまいました。しかし、カウンターからチャンスを多く作り2−2の同点まで持ち込みました。その後、ECB/Sao Bernardoのパワープレーに対しても粘り強く守り追加点を与えなかったのですが、残り8秒というところで失点してしまい、最終戦を2−3という結果で終了しました。